京都大学の世界展開力プラットフォーム事務局代表の高橋教授がウガンダのマケレレ大学などを訪問しました(2023年9月12日ー14日)
2023年9月11日、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の高橋基樹教授(大学の世界展開力強化事業(アフリカ)責任者)はウガンダ共和国カンパラ市のあしなが育英会レインボーハウスにて、同育英会のアフリカ人奨学生に対して、日本を含む海外の高度の水準の大学への留学の意義と留学を通じて母国において極度に高学歴となる奨学生に期待される持続可能な開発への貢献とその責任について講演しました。あしなが育英会の玉井良臣会長は大学の世界展開力強化事業のプラットフォームを支える、高度専門人材育成支援委員会委員であり、日本アフリカ間の教育交流促進に向けた大学―NPOの双方向の協力のために講演を行いました。
京都大学の高橋基樹教授(本事業責任者)は、2023年9月12日にはウガンダ共和国カンパラ市マケレレ大学の講堂で行われた「日本大学留学フェア」において、北海道大学、国際大学、愛媛大学などとともに、所属大学について、マケレレ大学を中心とする学生に対してプレゼンテーションを行いました。
2023年9月12日 京都大学の高橋基樹教授(本事業責任者)は、「日本大学留学フェア」に引き続いて、マケレレ大学統計学部学部長であるJames Wokadala博士と面会し、将来の日本の大学との交流について、懇談しました。
2023年9月14日、高橋基樹教授は、ウガンダ共和国のマケレレ大学の講堂で行われた、JICAウガンダ事務所の主催によるJICA Chair講演会において、基調講演者として、講演しました。高橋教授は、約300名の教員・学生その他の関係者を前に、日本における産業の指導的技術者人材の育成および学校教育では育成できない「ものづくり」の現場における「匠」の技能とそれを尊重することの意義とについて論じました。さらに産業開発に向けた匠の技能の活用において、マケレレ大学の学生らをはじめとする高学歴者に期待される役割とその持続可能な開発におけるへの寄与についてウガンダ最高水準の高等教育機関であるマケレレ大学学生に語りかけました。その後、マケレレ大学経済学部のIbrahim Okumu学部長と面談し、日本の大学との教育交流に関して協議しました。