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「第1回日本アフリカ高度専門人材育成支援委員会 兼 第3回国内実施大学会議」を開催しました

 本学は東京外国語大学とともに、文部科学省が支援する「大学の世界展開力強化事業-アフリカ諸国との大学間交流形成支援-」プログラムの第1回日本アフリカ高度専門人材育成支援委員会を2021年10月5日に、オンラインで開催しました。

 本委員会では、日本とアフリカの架け橋となり、実務活動に貢献する高度専門人材を育成するため、同事業に採択された10大学とアフリカで活動する実務機関との間で、その具体的な方策や教育交流のあり方について議論しました。

 冒頭で、平島崇男 理事・副学長が開催の挨拶を行い、「過去60年以上にわたりアフリカで教育研究活動を展開してきた京都大学として、日本とアフリカの教育交流を加速化させるとともに、機関や事業の壁を越えて連携を図っていきたい」と述べました。続いて、国連開発計画、アフリカ開発銀行、世界銀行、独立行政法人国際協力機構(JICA)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、日本経済団体連合会、豊田通商株式会社、一般財団法人あしなが育英会 、認定NPO法人 テラ・ルネッサンスから、委員として参加する代表者が各組織についてアフリカでの活動を紹介しました。

 その後、同事業に採択された各実施大学の代表者が、それぞれの国際連携教育プログラムについて紹介し、意見交換を行いました。委員からは、インターンシップの機会の提供や、課題に直面しても柔軟に対応できるレジリエントな学生が育って欲しいなど具体的な提案が出され、同プログラムへの高い期待がうかがえました。

 最後に、岸本織江 文部科学省高等局主任視学官が「各大学での研究が点ならば、日本とアフリカの交流が面となって広がるよう、このプラットフォーム構築プログラムが役割を果たして欲しい」と期待の言葉を述べました。

開会の挨拶を述べる平島理事・副学長
集合写真